投資

【徹底検証】インデックス”積立”投資では、プラスリターンが確立できるまでにどの程度の年月を要するか!

こんにちは。
資産形成中の貧乏サラリーマンです。

本日は、インデックス”積立”投資において、プラスリターンが確立できるまでにどれくらいの年月を確保すればいいか、言い換えれば、どれくらいの年月の間マイナスリターンを覚悟すればよいのか、過去のデータから検証してみました。

検証方法

Yahoo FinanceさんからS&P500のトータルリターン指数のヒストリカルデータを拾ってきて検証いたしました。

指数の都合上、1988年以降の検証となります。ちょうど私が生まれたころ、日経平均が過去最高値を付けたころからの検証になりますね。

各年の1月から毎月一定額の積立投資を実施した場合

図1 毎年1月から一定額の積立投資(S&P500)を継続した場合のリターン(縦軸:トータルリターン[%])

グラフにしてみると、上記図1のようになりました。恐ろしいのは、やはりバブル崩壊的なショックに見舞われたときに一気にマイナスリターンに陥ってしまうことですね。

この30年の間でも、ドットコムバブル崩壊およびリーマンショックで一気にマイナスリターンに陥ることが多いです。

ここ10年くらいは、大相場が継続しておりますが、リーマンショック後に積立投資を始めた方でも、今後マイナスリターンに陥る可能性があるのは覚悟しないといけないかもしれません。

ただ、31年前の1988年1月から一定額の積立投資を継続した場合に、2019年3月現在で約450%のリターンが得られているのは希望が持てますね。

古い年数のほうが、1年あたりのリターン差が大きくなっており、この点に関しては長期投資による複利効果の影響が実際のデータに現れていることになりますね。

最後のマイナスリターンのデータ

図2 各年1月から一定額積立投資を続けた場合の最後のマイナスリターンまでの月数(縦軸:月数)

上記図2のグラフを見ていただき、まず目を引くのが1991年です。なんと、2019年3月現在まで、一度もマイナスリターンを経験していません。なんと幸せなことでしょうか。おそらく今後マイナスリターンに落ちることはないでしょう。

次に注目したいのが、1993年です。積立投資を始めてから195か月後にマイナスリターンに陥っています。約16.3年です。インデックス投資の優位性を信じてコツコツコツコツ積み立て続けても、16年後にマイナスリターンに陥ることがあったのです。しかも過去30年という割と短いスパンの歴史の中で。

このデータはインフレを考慮していないので、1991年からの積立であってもリーマンショックでは一時的に実質的なマイナスリターンに陥っていた可能性が高いです。

そう考えると恐ろしいですね。

今の時代の日本に住んでいると、なかなかインフレの破壊力を実感できないかもしれないですが。。。実際私も全く実感できていません。。。

一番悪かった1993年のデータを検証する

図3 1993年の1月から積立投資を始めた場合のトータルリターンと、S&P500トータルリターン指数の推移(左縦軸:1993年からのトータルリターン[%]、右縦軸:S&P500トータルリターン指数の絶対値[-])

1993年からの積立投資の場合、2009年5月頃のリーマンショック影響で一時的にマイナスリターンとなります。

ドットコムバブル絶好調の2000年頃に一度リターン150%を記録しているので、そこからの下落幅を考えると心理的ストレスはとんでもないことになるでしょうね。

そんな1993年からの積立でも2019年3月現在では、250%ほどのリターンを挙げられています。

これが、インデックス投資の光と闇でしょう。20年ぐらいはマイナスリターンを覚悟しないといけないですが、それを乗り越えて次の大相場を迎えると、一気にリターンを上げられる可能性が高いということですね。

大事なこと

以上のデータから私が考える大事なことは下記があります。

①リスクを抑える運用を考える
 ⇒ 株式100%だと、積み立て開始から十数年後のマイナスリターンに耐えられない可能性がありますので、債券等を組み合わせて、極力リスクを抑えたポートフォリオを組む事がとても重要なのだと思います。

②辛抱強く耐える
 ⇒ 積み立て開始から十数年後にマイナスリターンを迎えようと、その後の大相場を待てば、爆発的なリターンを得られる可能性が高いです。そこまでじっと耐え忍ぶのです。それが一番大事だと思います。

③割安なタイミングで買い付ける
 ⇒ やはり、割高なタイミングで買い付けてしまうと、マイナスリターンに陥った場合のダメージが大きいと思います。タイミング投資も難しいと思いますが、大まかな地域ごとに数種類のインデックスファンドを積み立てるようなポートフォリオを心がけ、割安なタイミングで各地域のファンドを買い付けていくようなルール作りを心掛けるのが重要だと思います。

おわりに

今回、過去30年近くのデータを検証してみて、割と恐ろしい事実が見えてきました。

無勉強のインデックス投資では、本当に暴落が起きた時の握力を確保できないと思います。

今後も継続して投資の勉強を続け、暴落時の忍耐力、世界人類の向上心を信じる力を身に着けたいと思います。

今回の検証もあくまで過去30年程度の検証ですので、今後の歴史で、過去30年よりも険しい結末を迎えることだって十分あり得ると思います。

コツコツと自分のできることを続けていきたいと思います。

ではでは。ノシ

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